大手門のカイロプラクティック

大手門のカイロプラクティック
竣工:2018年
建築面積: – ㎡( − 坪)
延べ床面積:30.00㎡(9.075坪)
種別:医療業(改装)
施工:飯尾建設株式会社 / ペイントサポートKifuL
撮影:針金洋介

近隣のコミュニティが残る商店街の一角に、「ここでの時間を大切に感じていただける」カイロプラクティックの店舗を計画しました。限られた空間での2ベッドの運営とプライバシーを保つ動線計画、そして閉鎖的でなく開放的で明るく、広間としても使える空間が要望のポイントでした。その要望を満たすには、面積や間口の狭さが課題でしたが、可変性のある間仕切り(カーテンと木建具)と、その間仕切りの軸を斜めに振ることで解決するとともに、スペースにムラも兼ね備え、空間にゆとりをもたらしました。木建具を開け放てば施術空間は土間空間を介して街に繋がります。情報量の多い街並みの中で、シンプルでわかりやすい店舗の「情報」や「状況」を発信することができます。機能、情報、時間を同時にデザインした店舗となりました。

« »